クラック補修 Uカット
クラックとはコンクリートやモルタルの乾燥による収縮叉は地震などによる挙動で起きるひび割れの事をいいます。
クラック処理は塗装工を行う前に重要な処理といえます
特に鉄筋コンクリートの建物ではクラックを放置してると雨水や炭酸カガスが浸入しコンクリートは中性化が進みます。最悪の場合は内部の鉄筋を腐食膨張させて爆裂や欠損を促進させる要因となります。
クラック処理にもいくつかの補修方法があります。そのためクッラクスケールを用いて、クラックの状況を確認し、補修範囲を決めます。
ここではクラックの幅が0.3㎜以上あるのでUカット処理をしていきます
行程写真
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掘削
まずは電動カッターでクラックに沿って、幅10mm深さ10mm~15mm程度にU字型の溝を作っていきます
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シーリング材充填 ヘラ押さえ
溝の中にシーリング材を打ち込み、ヘラで押さえていきます
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プライマー塗布
シーリング材を十分に乾燥させたから、もう一度プライマーを塗ります
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完了
これで完了になります
この後は補修により模様が無くなった部分に模様を付け直して、塗装作業に入ります
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